SMクラブでアクシデント
その日から、僕とアキラ様は1日ずっと部屋に居る日々が続いた。僕は嬉しかったが、アキラ様は寂しそうにしている。「仕事辞めちゃおうか? もう潮時かもしれない」と言ったまた黙ってしまう。お客は場所がSMクラブということもあり、事を荒立てると世間に知られてしまうので、訴えることもなく収まった。
お店のオーナーも、すぐに復帰するのはまずいので、しばらくはお休みしていなさいというので、1月は仕事の無い日々が続いた。家でぼんやりしていても仕方がないので、僕はどこかにアキラ様を連れて行こうと温泉に誘った。
僕も仕事が一段落した所だったし、次の企画を考えるのに丁度いい時だった。なかなかウンと言ってくれないアキラ様をなんとウンと言わせ、車で海の見える温泉へ連れて行った。アキラ様が元気になってくれるように僕は裸になって首輪を着け、アキラ様の横に乗った。僕の恰好を見て嬉しそうにほほ笑むアキラ様を見ていると僕は嬉しくなった。
ホテルに着くとホテルの支配人と一人の男が表れて挨拶をした。お店のオーナーの紹介で予約したホテルなので、丁寧な人たちだと思っていると、一緒に来た男がアキラ様に舞台への出演交渉を始めた。東京の有名な女王様に是非出演をお願いしたいというのだ。
何度もしつこく言われたが、「私は今、謹慎中なのでしばらくお仕事は出来ません。奴隷を一人連れてきましたが、これは身の回りの世話をさせるだけで、しばらくのんびりしようと思っています」というと黙って部屋に向かった。
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2011年8月30日 | コメントは受け付けていません。 |
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